概要
基本的な考えは、老後の生活資金の不足を補う事を目的として、自宅を担保に生活資金を借入る商品です。基本は、日本住宅支援機構の「リバース60」を基準に、各金融機関が独自の商品を展開しています。
最大の特長は
1.団体信用生命保険に加入しない。然るに、借入期間は借主がなくなるまで。
2.単独または連帯債務での取扱いが可能。
3.利息のみの毎月返済で、借主死亡後に元金を一括返済します。しかし、担保となると自宅をこの完済資源に充当することができます。
利用のタイミング
次の3つの時期。
1.将来の治療も考え、生活資金を設計した場合に、老後の生活資金が不足すると思われる場合
2.住宅ローンが残っており、定期的な返済が年金生活資金では家計を圧迫すると予想され、借換えを希望したい場合
3.いざというときは、受取人を配偶者とする死亡保険金があるが、夫婦の生活資金おいて、リフォーム等の資金が必要な場合
対象者
1.50歳以上で、老後の生活資金設計に於いて不足を生じると考える世帯。
2.老後、生活資金に不足はないが、万一の時に備えた一定のまとまった資金は残しておきたいと考える場合。
3.病気の再発の場合、不足すると思われる生活資金の確保。
利用方法
取扱をしている各金融機関に申し込みをする。
申請窓口
取扱い金融機関
効果
1.老後の生活資金の増額による、家計に余裕ができる。
2.将来、疾病が再発した場合に治療費に支出して不足する生活資金の補充にあてることができる。