概要
勤務先を退職する際に、受けることのできる給付です。法律上、必ずしも支払われるものではありませんが、勤務先に退職金制度がある場合、支給されます。就業規則もしくは退職金規程(以下「就業規則等」)で、確認してみましょう。
利用のタイミング
退職するときです。企業によっては前払制度を導入しているので、その場合は在職中にもらうこともできます。
対象者
就業規則等により定められた対象従業員。
一定の勤続年数(多くは3年)以上の正社員に支給されていることが多いです。対象従業員が亡くなった場合は、遺族に支払われます。
利用方法
就業規則等に基づき、勤務先が支給手続を行います。前払制度を選択する場合は会社への申出が必要です。退職後給付については、一時金もしくは年金の選択ができる場合もあります。
申請窓口
勤務先の担当窓口例)人事労務担当者、経理担当者、総務担当者等
効果
就業規則等に定められた支払時期に、所定の金額の退職金が支払われます。自己都合退職と会社都合退職では、支給額が異なるのが一般的です。