開発者紹介

私が高校在学中に祖父ががんに罹患しました。その時、治療だけではなく、療養生活や介護の分担において家族の仕事や家族関係にも大きな影響があることを学びました。
こういった生活の場で起こるさまざまな困りごとを、一つでも解決したいと思い看護師の道を選びましたが、がん患者さんの制度の問題や家計の問題までは、なかなか手が届きませんでした。
そのため、2011年からこういった問題に取り組む専門家と一緒に活動を始めましたが、そこで得られた知見を「広めること」は困難でした。はじめは簡単な情報でもいいから、できるだけたくさんの人に知らせる方法が必要であったため、2012年にwebサイト開発という看護師の職業に似つかわしくない作業に着手しました。
Webサイトのしくみを構築するにあたっては、専門家に記事を書いていただき私はその記事を抽出するための、「選択肢」の条件付けを行いました。すでに普及していたいくつかの仕組みを組み合わせてサイト制作会社のスタッフがその条件をシステムに反映させていただき、現在の仕組みが出来上がっています。このシステムは臨床の看護師では手が届かない多くのがん患者さんをケアすることができるようになったと思っています。システムを通じたケアを、これからもできるだけ多くの皆さんに使っていただけるよう、前に進み続けたいと思っています。

「がん制度ドック」は、NPO法人がんと暮らしを考える会が運営しています。がんでかかるお金に関連した制度をわかりやすく掲載し、いつも適切な情報をお届けできるよう、定期的に更新しています。

内容は、下記のファイナンシャルプランナー、社会保険労務士、弁護士、税理士、看護師など、専門家が作成しています。

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